17人が死傷した東京・秋葉原の無差別殺傷事件は7日、発生から1か月になる。

 この事件で亡くなった方、そのご遺族に対して心より追悼の意を表します。

 容疑者の生活環境が辛かったにせよ、どこかの時点で「負の連鎖」「怒りの連鎖」を断ち切らないと変わりません。



 ご遺族には「身内を亡くした悲しみ」を充分に受け止めて、それを昇華なさる時間や環境を持たれることが第一だと思うのです。

 容疑者に対して「怒りや憤りを持ち続ける」ことは、負の連鎖をつないでいくようなもので、ご自身にとって一番辛い状況を作り出してしまうでしょう。



 容疑者は自分に降りかかった負の連鎖を断ち切れずに、多くの人達に引き渡してしまいました。

 そうして自分が引き起こしたことを、時間を掛けて充分にかみしめてほしいです。

 どれほどの事件を起こしたにせよ、その人への怒りや憤りを持ち続けるのは良策とは思えません。

 人を殺傷するという破壊行動を起こした人を「公の力・裁判」で再破壊するのは誰の幸せでも無いし、理性でもありません。

 各メディアには「容疑者への怒り」をあおるような報道は、控えて欲しいと切実に願います。